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2026/11/01
PMF・札響・シティ・ジャズが初めて同じステージに。サッポロ・サウンド・セッションに延べ1万人超
2026年9月18日と19日、オータムフェストでにぎわう大通公園で、無料の音楽イベント「サッポロ・サウンド・セッション」が初めて開かれました。PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌)、札幌交響楽団、サッポロ・シティ・ジャズという、札幌が誇る3つの団体が、初めて同じステージに立ちました。
普段は演奏会に足を運ばない方にも、気軽に音楽の魅力にふれてもらうことをねらったイベントです。多くの人が行き交う屋外で、プロの生演奏が披露されたことは、まちの至るところで生演奏にふれられる環境づくりにつながり、文化芸術への入口を広げる大きな一歩になったと考えています。
2日間で延べ1万人を超える来場
札幌市によると、2日間で延べ1万人を超える来場があり、アンケートでは約97%の方が「満足」と答えました。
中でも注目したいのは、来場者の約半数が、今回初めて出演団体の演奏にふれたという点です。「屋外で気軽に」「無料で」という形だからこそ、これまでホールに足を運ぶ機会の少なかった方にも、音楽が届いたのだと思います。
一方で、会場が狭い、座席が少ないといった声もありました。用意された座席はおよそ250席。そこに延べ1万人を超える方が訪れました。会場が狭いという声は、この取組への期待の大きさの表れだと受け止めています。市は、こうした意見も踏まえて、より効果的な取組を検討していくとしています。
一度きりで終わらせないために
観客層の裾野を広げることは、一度の出会いで完結するものではありません。初めて生の演奏にふれた方が、次はKitaraなどのホールに足を運び、やがて各団体のファンになっていく。そこまでつながって、初めて裾野が広がったと言えます。そのために、次の3つが大切だと考えています。
- 継続:3つの団体が一つのステージに立つという枠組みは、札幌ならではの財産です。会場や座席の課題を改善したうえで来年度以降も開き、札幌の新たな魅力として定着させること。
- 次につなげる仕組み:初めて演奏にふれた方が、次はホールに足を運べるよう、会場での公演案内や、チケットの購入につながる工夫など、各団体と連携した取組を進めること。
- 検証:このイベントには、2026年4月に導入された宿泊税から3,500万円が充てられています。来場者に占める観光客の割合や、その受け止めも丁寧に分析し、宿泊施設などを通じた観光客への発信に生かすこと。
札幌の音楽が、市民にとっても、札幌を訪れる方にとっても、もっと身近なものになるよう、これからの取組をしっかり見守っていきます。
確認した資料
情報確認日:2026年11月1日。来場者数やアンケートの結果は、札幌市市民文化局に確認しています。