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2026/10/28

もみじ台の再編を考える。住まいの更新と、住民との対話をともに

もみじ台のまちづくりは、住まい、学校、公園、日々の移動を合わせて考える課題です。札幌市が進める土地利用再編について、北海道新聞は10月23日の記事(26日更新)で、住民の受け止めや合意形成の課題を報じています。

指針から、具体的な土地利用計画へ

札幌市は2024年3月、「もみじ台地域まちづくり指針」を策定しました。人口減少と少子高齢化、公共施設や市営住宅の老朽化、身近な店舗の減少といった課題に対応するためです。

現在は、有識者や地域住民などでつくる検討会議で、「(仮称)もみじ台地域土地利用再編方針」づくりが進んでいます。2026年9月17日の第6回検討会議では、2050年に向けたまちの姿を描く「もみじ台グランドデザイン2050(素案)」が示されました。

  • 市営住宅を集約し、建て替える
  • 小中学校を一つにした義務教育学校を設け、地域のコミュニティ施設もあわせて整備する
  • 再整備で生まれる跡地を、まちの魅力づくりに生かす

市営住宅に住む方の負担を軽くするため、移転はもみじ台地域内を基本とし、移転先はできるだけ近くに、移転は基本1回、今の自治会の単位で住み替える、という考え方も示されています。

もみじ台東公園の扱いは、6つの案を比べて検討

市は、もみじ台東公園の周辺に住む方々との意見交換を重ねてきました。その結果を踏まえ、東公園を移設する3案と移設しない3案、あわせて6つの案を比較表にまとめています。地域の意見を幅広く聞いたうえで、最終的な土地利用計画は市が決めるとしています。

検討会議の資料には、地域の方からのさまざまな声が紹介されています。

  • 東西南北の各エリアで、バランスよく跡地を生み出してほしい
  • みどりや、団地内に点在する小さな公園を守ってほしい
  • 車を持たない高齢者でも、買い物しやすいまちになってほしい
  • 開発に時間がかかりすぎて、期待が下がっているという声がある

これからの予定

市は今後、職員が常駐するパネル展(オープンハウス)やパブリックコメントで意見を聞き、2026年度中に方針を策定する予定です。2027年度からは、市営住宅の第1期工事の設計などを始めるとしています。資料を読む際は、既に決まったこと、検討中の案、これから意見を聞くことを分けて見る必要があります。

地域で暮らす方にとって、何が変わるのか

建物を更新する際には、安全性や費用とともに、買い物・通院のしやすさ、公園の使い方、地域のつながりも大切です。計画図だけでは分かりにくい生活への影響を、具体的に伝えることが欠かせません。

説明会を開いた回数だけでなく、どんな意見があり、何が見直され、反映できなかった意見にはどんな理由があるのか。市の資料と住民側の受け止めを照らし合わせながら、納得につながる対話を考えていく必要があります。

確認した資料

情報確認日:2026年11月1日。制度や計画の変更は、各公式ページでご確認ください。